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バリー・ボンズ、珍客襲来に発奮して?750号本塁打を放つ

  • 2007/07/01(日) 13:49:14

さてバリー・ボンズである。
6月29日の対ダイヤモンドバックス戦で今季16号、・・・即ち通算750号本塁打を放って、それこそひたひたという感じでハンク・アーロンの持つ755号のメジャー通算本塁打記録超えに近づいている。
bonds750.jpg

ある意味節目とも言える一発は、8回裏に飛び出している。ダイヤモンドバックスのマウンドにはかつてのチームメイトである「ハンバーガー食って激太り」のリーヴァン・ヘルナンデスが立っていたが、彼の投げた内角へのスライダーをうまくバットに乗せて、打球を右中間スタンドへと運んだのである。何をやっても二言目にはステロイド使用疑惑が取沙汰されるボンズだが、本拠地AT&Tパークのファンはやはりこの男の本塁打にブーイングを発することは難しいようで、「バリー!バリー!」と名前をコールしてダイヤモンドを回るボンズの背中を後押している。

しかし、この試合でボンズの名前がコールされたのは本塁打の時だけではなかった。その直前となる7回表の守備の時にも起きていたのである。なんとこの時、グラウンドに若い男が乱入してレフトのポジションにいたボンズに近づいていったのだ。しかしボンズは逃げたり相手を刺激するようなポーズはとらず、この男と肩を組んで話を聞き、そのままポール際まで一緒に歩いていったのだ。そして、ようやくグラウンドに出てきた警備員に男の身柄を預けたのである。
bondsanddrunker.jpg

男は24歳でノースダコタ州から観戦にやってきたとのことだが、酒に酔っており、これが乱入の引き金になったと見られている。・・・まぁ、あそこは相当田舎だって話でもあるし、サンフランシスコの賑やかさにもヤラれていたのではないかと思うのだが、とにかくそういう状態だったそうなのだ。とにかく、ボンズの落ち着いた対応を見たスタンドのファンは、そのファインプレイぶりを名前コールで称えました、というわけである。ボンズは「オレと握手をしたがってたよ。ああ、だったらオレと一緒に来いよ、って言ったのさ。大人しくオレの言うことをきいてくれたよ」と珍客来襲を振り返っている。

しかし、この一件で真っ青になったのがジャイアンツだった。ボストンでの批判の嵐は当ブログでも既報だが、とにかく敵の多いボンズがいるというのに、グラウンドに出てしまえばほぼ無防備状態だったということを露呈してしまったからである。しかも、7月10日にはオールスター戦を控えており、いつも以上にサンフランシスコ以外からの客が多いという特殊な環境の中で、ボンズを守れるのか?という疑問が起きているのだ。これについてはボウチー監督も「チームの警備態勢は万全だと思う。だが、もう少し厳重にしてもいいと思う」と柔らかい表現ながら苦言を口にしている。

ただ、それでもボンズの人気のなさが好転する様子を見せてはいないのが気がかりなところではある。タイ記録まで残り5本となった今でさえ、まだ野球ファンの声は「ボンズがんばれ!」には統一されていないし、それ以外の人達についても、記録への関心が高まっているという感じがしないのだ。2003年にボンズが、シーズン記録の73本塁打を放った時のようなお祭り騒ぎが100年くらい昔のように思えるほど、彼を取り巻く空気は冷ややかなのである。
それを如実に表しているのはオールスターのファン投票で、地元開催だという利点もありながらボンズはナ・リーグの外野手部門4位に甘んじているのである。ボウチー監督も「オールスターに選ばれるだけの成績を残している」とボンズをフォローするコメントを残しているが、それは思うように票が集まらない為に言わざるを得なくなっているという部分の方が強く伝わってしまうような雰囲気なのである。
そういう意味では、酔客をうまくあしらったボンズの姿は、もしかしたら「あいつ、実はいいヤツなんじゃない?」とファンに思わせるきっかけにはなるのかもしれない。ただ、ボンズのことだから後2本で更新!くらいの状況でオールスターに出て球場を盛り上げるのではなく、オールスター前にそれを成し遂げてしまって更にシラケさせるとか、そういうことやっちゃいそうなんだよなぁ・・・。

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