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748号本塁打をボストンで放ったボンズに、復帰井川がこの週末挑む?

  • 2007/06/19(火) 10:48:39

さて、バリー・ボンズである。ハンク・アーロンの持つ通算755本塁打の記録越えにいよいよ秒読みの声が高まっている、・・・はずなのだが、ステロイド使用疑惑で限りなく黒に近い灰色の状態に置かれているが為、今一つ盛り上がりに欠けたまま今を迎えているという状況なのだ。
そんなボンズが、1986年のメジャーデビュー以来初めてボストンのフェンウェイパークにやってくる、しかもジャイアンツにとってもこの球場での試合は実に92年ぶりということで、今年のインターリーグでは最も話題に富んだシリーズとなったレッドソックスとの3連戦も、6月17日で幕を閉じたわけである。
ボンズ自身は、42歳での初体験ということで、3日間をこんな感じで楽しんだようなのだが
bonds1.jpg

いいことばかりじゃないのがこの世の常、というわけで過激なことで知られるボストンのファンが、温い雰囲気は許さんとばかりにボンズをスタンドから迎撃したのである。
まぁここのファンは、メジャーで何か事件が起きれば、それを批判するバナーやら何やらがスタンドから翳し、それもまた風物詩となっているのだが、今回彼らはボンズという絶好の標的を得て、そのキビシイ視線を更に激辛にしたぞ、というわけなのだ。そして、打席に向うボンズをこんなバナーでお出迎えしたわけである。


「756*」の*は、756本塁打は参考記録とか注釈付きだ、という意味で、ステロイドで打った本塁打など認めないというメッセージになっている。
そして
bondsjuice.jpg

Juiceは薬付けということで、これは「たっぷりと薬にまみれてるな!」というキツ~い一発である。

で、そんな逆風の中で、ボンズは3試合とも打席に立っている。初戦はライトへの大きな当たりを放ったがファールの判定に泣き、結局は岡島からライト前にヒットを打っただけの3打数、1安打に終わり、2試合目は松坂と岡島の日本人コンビの前に3打数ヒットなし(ただし、松坂は敬遠あり)と、精彩を欠いたまま第3戦を迎えている。

レッドソックスは6月17日の先発にナックラーのティム・ウェイクフィールドを送ったが、メジャー22年目のボンズと19年目のウェイクフィールドの2人は、これが初めての対戦となっている。しかも2人はパイレーツ時代にチームメイトだったという関係で、久しぶりの再会をボストンで果たすというおまけまでついている。注目の第一打席はライト前ヒット、続く打席はセンターフライと1勝1敗で迎えた6回表の第3打席に、ボンズのバットが火を噴いたのだ。
この時点でレッドソックスは8-3と5点をリードしていたこともあり、ウェイクフィールドは逃げることもなくボンズに対して勝負球のナックルボールを投げ込む。初球ボールの後の2球目、109キロの揺れる球をボンズがバットに乗せると、打球は右中間スタンドに消えて行く。フェンスをギリギリで越えるボンズらしくない当たりではあったものの、これで通算本塁打を748本としたボンズは、いつものようにゆっくりとグラウンドを1周する。批判の声を挙げていたボストンのファンも、(多分勝っていたこともあって?)ボンズに拍手を送っている。これについてボンズは試合後「ここにもサンフランシスコのファンがいたんだな」と笑顔で話している。
bonds.jpg

これでボンズが本塁打を放った球場は通算36となり、一発を浴びたウェイクフィールドは「ボンズ被弾リスト」の441番目に名前を連ねることになっている。ウェイクフィールドについて質問されたボンズは「あいつはピッツバーグでも皆から愛されていた。お互いに40歳を越えてても戦えるなんて、大したもんじゃないか。勝負してくれたことに感謝したいね」と話せば、ウェイクフィールドは「打った瞬間は普通の外野フライだと思ったんだけどな。打球が伸びていったよ。さすがだと思ったね」と健闘を称え合うコメントを出している。

大記録まで残り8本に迫ったボンズ達一行は、6月18日からミルウォーキーでナ・リーグ中地区首位を走るブリュワーズとの3連戦を消化した後、本拠地のAT&Tパークに戻ってヤンキースとの対戦を行うことになっているのだが、その初戦となる6月22日に、井川がメジャー再昇格を果たすことが6月17日に発表されている。これで、ボストンに続いてサンフランシスコでもボンズと日本人投手の対決が実現するかもしれなくなった、というわけなのだ。
クレメンスの参戦で悲劇だった先発不足が解消されつつあるヤンキースは、6月に入って9連勝をマークしてようやく貯金生活を手に入れている。そこへ井川を上げるのは、8.5ゲーム差をつけられているレッドソックスを追い上げる展開になる後半戦に向けて、少しでも戦力を整えておきたいからだと見られている。
この決定により、井川は6月19日に予定されていた3Aでの登板がキャンセルされ、ロッキーズとの3連戦の為にコロラドへ遠征するチームと合流し、ここでロン・ギドリー投手コーチのチェックを受けた後、6月22日の対ジャイアンツ戦から正式にベンチへ入る段取りとなっている。トーレ監督は取材陣に対し「(井川の復帰は)金曜だ。君たちが思っている通りになる」と話した後、「(3Aで投げた)前回の試合では、チェンジアップのコントロールに苦しんでいた点が改善されたのではないだろうか」と調子が上向きになっていることを強調するコメントを出している。
井川がどのような形で起用されるのかは今のところ定かではないが、ローテ通りで行けばこの3連戦は王、ムシーナ、ペティートの3人が先発のマウンドに立つことになり、井川が登場するならリリーフで、という形が濃厚となるが、左対左は投手有利の定説を背景に、井川がボンズと対戦する可能性は低くないぞ、という感じなのである。
もちろん井川にとっては、このチャンスが巡ってくるなら是が非でもボンズを打ち取り、復調をアピールしたいところだが、悲しいデータが一つだけ残っている。それは2002年の日米野球の際、井川はボンズに3打数、2安打、1打点と打ち込まれ、ソロ本塁打まで見舞われているのである。そのリベンジを果たせるかに注目したいところなのだが、・・・なぁ。

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