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エンジェルスにドニー・ムーアの呪い?

  • 2008/10/05(日) 11:02:45

エンジェルスにかかった呪いは、今年も晴れることはないんすかねぇ・・・。

ALDS第2戦、レッドソックス先発の松坂に対して「消極的になるわけにはいかない。しかし、彼と対戦する時は我慢強くなり、球数を多くしなければならない。こちらに有利なカウントとしてから勝負することも大事」と戦前に攻略への自信を覗かせていたエンジェルスのマイク・ソーシア監督だったわけっすが、確かに松坂への白星献上こそ阻止したものの、5-7でレッドソックスの前に屈してしまったんすね。
この試合、エンジェルスは初回に4点を失い、4回終了時点で2-5と劣勢に立たされていたわけっすが、ここからハンターのタイムリー、ナポリの押し出し、テシェイラの犠牲フライと巡ってきたチャンスを手放すことなく同点に追いついたんすね。しかし9回表、守護神にして今季62セーブを挙げてメジャー記録を更新までしたフランシスコ・ロドリゲスが、1死2塁の場面から腰痛に苦しむJ・D・ドリューに決勝2ランホームランを浴びる信じられない展開でこの試合を落としたんすね。
松坂にとって、対戦したアリーグのチームの中で唯一勝ち星のない相手がエンジェルスで、今季3敗を喫した試合の一つは7月28日のこのカードでもあったんすね。この時は待球作戦にまんまとはまり、6回途中までで91球も投げさせられた末に6点を奪われて負けてます。それだけにこの試合はエンジェルスに対する何かを払拭するいいチャンスになるはずだったと言えるんですが、残念な結果になってしまいました。
しかし、この試合はレッドソックスにとっても松坂にとっても興奮を呼び起こす結果になってます。そう、今と同じカードだった去年のALDS第2戦で先発した松坂は4回途中3失点で降板したあの試合の再現になったからなんすな。この時は3-3の同点で迎えた9回に今はドジャースにいるラミレスがやはりフランシスコ・ロドリゲスからサヨナラ3ラン本塁打を放って勝利してます。なので「すごかった。相手投手も同じでボクが不調だったのに(も関らず)、チームには大きな1勝になった」と松坂がコメントした理由もよくわかるわけっす。

これでレッドソックスは昨年のALCS第5戦からポストシーズン9連勝を達成、一方エンジェルスタジアムで連敗を喫したエンジェルスは窮地に立たされることになりました。というのも、過去の地区シリーズで連敗から3連勝したケースはたった5回しかなく、しかもエンジェルスと同じ本拠地連敗から勝ち抜けたのは、なんと2001年のヤンキースしか例がないんすね。今季メジャーで唯一100勝を挙げたエンジェルスがここで消えるのなんてにわかには信じられない話っすけど、しかし彼らにはもう一つ無視できない「呪い」があるんですねぇ、これが・・・。

実はエンジェルス、ことポストシーズンに関してはレッドソックスに11連敗を喫しているんすな。そのきっかけとなった試合があの伝説の一戦だったんすねぇ。
時は1986年に遡ります。当時のメジャーは2リーグ2地区制で、エンジェルスはレンジャースを振り切って西地区を制します。一方の東地区はヤンキースとのデッドヒートを制したレッドソックスで、どちらがワールドシリーズに進んでも盛り上がる展開になるとみられていました。何故なら、エンジェルスにとっては初めての栄光、レッドソックスには「バンビーノの呪い」を今度こそ払拭するチャンス、ということになるからです。
ボストンで始まったシリーズは1勝1敗でアナハイムへ移り、ここでエンジェルスが連勝して一気に王手をかけてしまうんすね。しかも第4戦が延長11回の末のサヨナラ勝ちということで、いい波がエンジェルスに来ていることは誰の目にも明らかだったわけです。
第5戦はレッドソックスが2点を先制したもののエンジェルスが6回に逆転、更には7回にも2点を追加して5-2とリードしたんすね。迎えた9回表、マウンドには先発のボビー・ウィットが立っていましたが、1死からドン・ベイラーに2ラン本塁打を浴び、エヴァンスを三塁フライに打ち取ったところで降板、代わったルーカスがエヴァンスに死球を与えると、エンジェルスベンチはこの年21セーブをマークしたドニー・ムーアをマウンドに送るんすね。あと1アウトで初のワールドシリーズ進出というこの場面で、しかし打席に入った「ミソっ歯」デイヴ・ヘンダーソンの打球はなんとレフトスタンドに吸い込まれる逆転2ランホームラン・・・。その裏、エンジェルスもウィルフォンのタイムリーで同点に追いつきますが、11回表にまたまたディブ・ヘンダーソンがムーアから犠牲フライを打ち上げ、これが決勝点となってエンジェルスは試合を落としてしまいます。
ここから波は完全にレッドソックスへ移ってしまい、ボストンでの6戦、7戦を10-4、8-1で勝利して1975年以来11年ぶりのワールドシリーズ進出を決めるわけです(しかし、メッツと戦った第6戦であんなエラーが待っていようとは・・・)。
千載一遇のチャンスを逃したエンジェルスには、この後更なる悲劇が待っていました。逆転を許し、同点に追いついてもらいながら同じ打者にまたやられてしまったムーアは、翌年から別人のようにパフォーマンスを降下させ、結局1988年のシーズン中に解雇されてしまうんすね。その翌年、ロイヤルズでメジャー復帰を狙うもののそれも果たせなかった彼は、なんと自分の家族に3発の銃弾を発砲し、最後には自分自身に銃口を向けて自殺してしまうんですね。もちろん、元々彼には精神的に不安定な部分があったのかもしれませんが、ヘンダーソンに浴びた本塁打が彼の人生の何かを変えたことは確かだったし、あの一撃であらゆるものを失ったエンジェルスにとっても、この事件は暗い影を落とすようになったんですな。

あの凄まじくも残酷だった試合から22年、エンジェルスは2002年にワールドチャンピオンに輝いた上、強さで売るチームとしてア・リーグ西地区に君臨し今に至っていますが、カリフォルニア・エンジェルス時代の負の遺産、すなわち10月にはレッドソックスに勝てないというジンクスは今もひっそりと息づいている?というわけなんですね。メジャー記録となった「同一チームにポストシーズンで11連敗」を更新して終わることだけは避けたいでしょうが、果たして・・・?

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