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パベルボンの飼い犬、お宝を食う!
- 2007/12/22(土) 09:51:10
マジかよ!?と思わず記事を読みながら声が出てしまった、と。
レッドソックスの守護神ジョナサン・パベルボンが、・・・いや、彼の飼い犬がとんでもないことをしたことが明らかになっている。これはレッドソックスの公式サイトが12月20日付で伝えたものなのだが、彼の飼い犬でブルドッグのボス(スタインブレナーの渾名と同じって、パベちゃん狙ってる?)が、今年のワールドシリーズのウィニングボールを齧って台無しにしてしまった、というのだ。
このボールは、ワールドシリーズ第7戦の最後の打者を三振に打ち取った時のもので、捕球したジェイソン・ヴァリテックがマウンドに駆け寄りパベルボンに手渡している。ワールドチャンピオンの記念のグッズということで、相応の価値がある「お宝」なわけだが、それを「オレの犬が食っちまったのさ。棚の上にあったボールを掠め取って、それで遊んでいるうちにボロボロさ。あいつ、皮がお気に入りなんだよ」という事態に遭遇したというのである。
レッドソックスでウィニングボールといえば、2004年に86年ぶりのワールドチャンピオン獲得を果たした際、ダグ・ミンケイヴィッツが「これを年金の代わりにする」として持ち逃げを敢行、球団史上絶対に外せないアイテムだとするレッドソックスと保有権を争うまでに至ったあの一件である。結局、ミンケイヴィッツは報復?懲戒?真の理由は定かではないが契約の延長がされず、優勝に沸いたファンもあまりに現金な話で引いたというオチになっている。今回も犬によるボール崩壊という言ってみれば記憶に残るレアケースなわけで、これももしかしたらレッドソックス伝説の一つとして今後語り継がれることになるのかもしれない。
しかし、当のパベルボンは新聞の取材に対して「残骸は保管する」と語り、ラジオ番組に出演した際には「残りは捨てた」と話すなど、”供述”が食い違っていることが指摘されている。しかもこの男、かなりのいたずら好きな為、ネタが枯れている年末に一発カマしてやろうと大法螺を吹いたのではないかという説まで流れ始めている。
レッドソックスのブレイク球団広報は「2004年の時は86年ぶりだったので、本当に特別なボールだった。犬が食べたという今回の話は、そういうならば信じるしかない。球団にとって、それは大したことではない」とコメントを出しているので、パベルボンの管理責任を問うといった法的手段や、ミンケイヴィッツのように球団から追い出すようなことにはならないようである。ま、彼を首にしたらファンが暴動を起こすでしょうがね。
何にしても、笑った話である。
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