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6月15日の地下鉄対決を振り返る

  • 2007/06/17(日) 09:58:30

6月15日のヤンキース対メッツ戦は、インターリーグ屈伸の人気カードというだけでなく、話題満載の試合になったので、それをまとめてご紹介しようと思う。

●クレメンス、クレメンス、クレメンス
このカードのクレメンスと言えば、今季はアスレチックスへ移籍しているマイク・ピアザとの確執(死球に端を発し、折れたバットを投げつけるなど名(迷?)場面多数だった)が有名だが、もうそれも過去のものとなり、今回は彼に纏わる記録に注目が集まっていた。
まず王手をかけている通算350勝到達なのだが、6回1/3を投げて2失点と好投しながら、メッツ先発ペレスの力投に味方打線が沈黙し、結局0-2とヤンキースらしからぬ零封負けを喫してしまって、クレメンスには今季初黒星がついている。だが、実は不運もあって、4回に四球で松井が四球で歩いて迎えた1死1・2塁のチャンスに、カイロがレフトポール際へ大飛球を打ち上げている。これをヒットor本塁打と見たのであろう松井だったのだが、レフトを守っていたゴメスがこれを捕球、帰塁できなかった松井もアウトとなって無得点に終わってしまったのだ。これが尾を引いた形での敗戦だったのである。
しかしクレメンスは「もっと自分の調子を上げなければダメだ」と敗戦の理由は己にあると切り出し、続けて「(カイロの打球を見て)フェンスから身を乗り出してでもあの球を捕ろうっていうファンが、何故あそこにはいなかったんだ。ヤンキースにはまた若いファンが必要だ」と、1996年のプレイオフでオリオールズと戦った際、ジーターが放ったフェンス際の飛球にグローブを差し出して捕ってしまった少年を引き合いに出して、ファンにも貢献を要求するクレメンス節を聞かせている。
そのクレメンス、この8月で45歳になることが再三話題になっているのだが、メッツにも元ロッテで自称48歳(実際はもっと上なんじゃないかと言われている)のフランコがいて、奇しくもこの日は両者合わせて93歳246日という長老対決が実現している。結果の方はライトフライ、三振、セカンドゴロとクレメンスに軍配が挙がっている。メジャーでこのケースの最高齢と言われているのは1933年10月1日のセネタース対アスレチックス戦で、57才だったニック・アルトルックと37歳のルーベ・ウォルバーグが対戦した際の94歳60日なのだが、もしクレメンスとフランコが今期終盤にもう一度対戦すると、この記録を更新する可能性がある。高齢化が進むメジャーと言えど、2人が揃わなければならない条件を考えると、なかなか塗り替える機会は訪れないわけで、クレメンスとフランコにはがんばってもらいたいところである。でも「私も、バットを持って打席に立ちたくなったよ」と語ったヤンキースのトーレ監督は、ちょっとノリ過ぎかも(苦笑)。66歳だし。引退して今年が30年目だし。
で、クレメンス個人の記録と言えば、ランディ・ジョンソンと抜きつ抜かれつ状態になっている通算奪三振記録の方もある。この日のクレメンスは8つ加えて通算4619奪三振とし、ジョンソンを抜き返して歴代単独2位に浮上している。で、4614奪三振のジョンソンは故障者リスト入りしたことから、しばらくの間クレメンスの地位は安泰ということになる。

●レイエス旋風吹き荒れる
reyes.jpg

そのクレメンスに「足にモーターでもついているんじゃないか?」と驚嘆の声を挙げさせたのが、メッツの切り込み隊長ホセ・レイエス。この日も絶好調で、3回にセンター前にこの日1本目のヒットを放つと、すかさず二塁、三塁と盗塁を決め、5回には結局勝利を決める一打になったソロ本塁打をライトスタンドへ。更に7回にも盗塁で3打数、3安打、2打点、3盗塁の大暴れを見せている。これで今季通算35盗塁とし、タイトル獲得へこちらでも俊足ぶりを見せているレイエスは「スピードがあると、相手にプレッシャーをかける」と試合後してやったりの表情を見せていたが、トーレ監督は「モーリー・ウィリスやルー・ブロックを思い起こさせる選手だな」とオールドファンにもわかりやすい比喩でレイエスの韋駄天ぶりを賞賛している。
レイエスと言えば、西武からFAでやってきた松井(稼)をセカンドへ追いやった(それが引き金になり、巡り巡って彼はニューヨークからも追いやられることになったわけですね)逸材だが、当初は1990年代にメッツのショートと守っていたレイ・オルドネスのように、守備は素晴らしいが打撃はからっきし、と見られていたわけである。ところが、レギュラー定着を果たした2005年には打撃でも打率.273と勝負強いとことを見せただけでなく、60盗塁でいきなりタイトルを獲得して俄然注目を集めるようになっている。昨年も打率.300、19本塁打、81打点でトップバッターとして申し分ない数字を残しただけでなく64盗塁で2年連続の盗塁王を獲得、今やナ・リーグを代表する遊撃手の名を欲しいままにしている存在なのだ。
今季も打率.318、3本塁打、30打点に35盗塁をマーク、このまま行けば4部門全てでキャリアハイを塗り替えることになりそうなのである。是非覚えておいて頂きたい選手だ。

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