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福留シカゴに到着す。いよいよカブスと契約へ。

  • 2007/12/19(水) 13:10:10

いよいよ、福留のカブス入団会見の時が迫っている。12月17日にシカゴ入りした彼は、オヘア空港で氷点下4度の外気に触れて開口一番「うわー、ホントウに寒い!」と声を挙げたが、来るべきメジャー選手生活に向けて滾る気持ちを抑えるには、ちょうどいいクールダウンになったものと思われる。空港ではカブスの関係者が出迎え、そこに報道陣が輪を作るという光景がスタート、さすがは4年間、年俸総額4800万ドルというビッグディールでやってくる選手を、放っておけるわけがない、というところだったようである。
福留はシカゴにこの週末まで滞在し、メディカルチェックと契約書へのサイン、そして記者会見といったタイトなスケジュールをこなすことになるのだが、その一方で新しく始まる生活についてはほとんど何も準備ができないまま帰国を余儀なくされるということで、ファンにとってはこのあたりが心配の種になりそうである。

それにしても、通訳の調達や食事にさえ困るであろう福留をサポートする為に”チーム福留”を結成する考えを表明するなど、初めて日本人選手、しかも超大物プレイヤーを獲得するカブスの対応は、どこか初々しさが漂っていて微笑ましい。
それはファンにも言えているようで、本人がメッセージを発する前にどんな選手なのかを知っておこうということなのか、カブスの公式サイトにはたくさんの質問が寄せられているようで、福留のシカゴ到着に合わせたのか、カブスはその中からいくつかピックアップして球団としての回答を掲載している。
最もおかしかったのが「彼の名前はどう発音すればいいの?」というもので、これには「KOH-skay foo-koo-DOUGH-may」と、いくつかの単語を組み合わせた形で答えがされている。こういうことをやると、福留の名前の由来や意味などの理解に支障が出るような気もするのだが、中には「肘を手術していると聞いたが、回復はできているのか?」、「ピネラ監督は会話が可能なのか?通訳の為に(FAとなった)田口を獲得することはあるのか?」といった鋭い質問もあり、このあたりはさすがといったところだろうか。

福留は、こうした目の肥えたファンに一挙手一投足をチェックされながらシーズンを過ごしていくことになるのだが、今のところ英語の勉強は全くしていないとのことでまずはこの点が最初の関門ということになりそうである。カブスは通訳の他に家庭教師の雇用を考えているとしているが、これに日本食も作れる専属のコックや、肘のケアを担当する専属トレーナーも帯同させるアイディアを持っているというから、過保護に走らないか逆に心配になってくる。ボンズが嫌われている例を挙げるまでもなく、ベンチに特別待遇を受ける選手がいれば、他の連中はやりにくさを感じ、それがチームワークを阻害する要因にもなる。いくら高い買い物をしたからといって、そのあたりの原則を見失わなければいいな、と思うわけである。

カブスのファンにとっては、福留の加入でカブスそのものがどう変わるのか、という点も気になるところのようで、寿司屋や丼、うどんといったものを売り出すのか、本拠地リグレー・フィールドに日本企業の広告が掲示されるようになるのか、という部分は自分が観戦にいく時の心構えという面も含めて外せない命題となっている。これも、初めて日本人を迎え入れるゆえという感じがひしひしとしてくるわけだが、カブスがこれだけの大金を払って福留を獲得した裏には、もちろん彼についてくるはずのジャパンマネーを期待する部分があるわけで、その為なら日本のカラーを強めることも厭わないということになりそうである。実際、球団関係者はこの先広告に日本語が登場することを否定していないのだ。こうした流れは、福留中心にならざるをえないというカブスを待つ近い将来の姿とも言え、福留にはプレイ以外にも様々なプレッシャーが襲ってくることも意味している。それを覚悟しての渡米ではあるのだろうが、松井(稼)がこれに押し潰された過去を教訓にしてうまく立ち回ってもらいたいものである。

ただ、福留にとっての救いは、佐々木やイチローと戦った経験があるルー・ピネラが監督だということになるだろう。もちろん、監督としての手腕を見て感じ入るものがあるだろうし、彼が話すであろう先輩日本人選手の暮らしぶりは、福留にとって得難い情報になるからである。そして、5番に据える構想を持っているという彼の期待に、福留がどう応えるかが2人の関係をより深めるものとなる。

何にしても、2008年からのカブスは、福留が打たなきゃ全てがきちんと動かない、これだけは確実に言えそうである。

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